u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

「どこに行ってきたの?」への返答

「ノミといえばツチ」というのは応える側に機転を求める言葉だが、昨今の「ちゃんと言わないと伝わらないよ」という風潮においては、このような問いかけ自体がハラスメントと言われかねない。
「どこに行ってきたの?」と問われて、「〜をしにどこそこへ」と答える人(A)と、「どこそこへ」とだけ答える人(B)と、「外」と答える人(C)。
「ノミといえば」の文化では、(A)が正解、(B)は不正解、(C)は論外。
でも、「コミュニケーション=言葉数の寡多」の文化では、(B)が正解、(C)は「聞き方も悪い」となる。

コミュニケーション力が重要視される世の中とは、交わす言葉数が多い世の中のことを言うのだろうか。
「ノミといえばツチ」には、「空気を読め」というのともまた違うニュアンスがある。機転を求めているのであって、同調を求めるわけではない。
「どこに行ってきたの?」に「外」はないよなぁと思いつつ、「それは論外」とは言いにくい世の中。
「ちゃんと言ってくれないとわからないよ」という人と同じくらい生きづらさを感じる人がたくさんいるんじゃなかろうか。