u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

語感の気持ち悪さ

「美術館女子」という企画が猛批判を受けて、サイトを閉鎖したという記事を見た。
「○○女子」というフレーズ自体、「薹が立った」という言葉と同じくらい期限切れのフレーズなんじゃないかと思うが、この言葉が盛んに流用されていた頃から気持ちの悪いフレーズだと思っていた。
ついでに言うと「イクメン」という言葉も同じくらい言い古されているが、これも初めて聞いた時から絶対言いたくないと思っていた。

美術館女子については、「若い女性を“無知”の象徴として扱っている」という批判があるそうでなるほどなと思う。一方「企画者側のおじさん目線」が透けて見えるのがアウトだといった意見には、勝手に「おじさん目線」を見てとるセンスは、美術作品の前に女性アイドルを置くセンスと同じなんじゃないかと思う。
本当はとても多様で、多様なものの一つ一つが深くて重くて、時に暗いものであることがわかっていながら、それを「〇〇女子」といった軽くて明るい装丁で偽っているところが気持ち悪んだろう。表紙と中身があってませんよと。つまり男性とか女性とかジェンダーを持ち出す以前の気持ち悪さが自分には大きい。