u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

手にとって触れるもんでもわからん

落語の「佐々木裁き」を聞く。西町奉行の佐々木信濃守ととんちの利く悪戯坊主の四郎吉のやりとりがおもしろい。
「星の数を知っておるか」という問いに、「あんたこの白州の砂の数わかるか。手にとって触れるもんでもわからんのに、手の届かんとこにあるもんの数なんか知りまへん」と返す。
ん、このやりとり、ついこのあいだ読んだ気がする。
思いあたるのは、ラテンアメリカ民話集。
ラテンアメリカ」というタイトルだが、「うさぎと亀」とか「こぶとり爺さん」とか、知っている話や知ってるパターンがたくさん出てきて、民話は独自性よりも普遍性が勝るジャンルなんだなと思った。
たぶんこの本に同じ話があったと思うが、、、とペラペラとめくるが見つからない。
2、3回、前からめくり、後ろから遡りと見てみたが見つからなかった。
本の中からお目あての文を見つけるのは、お白州の砂の数を数えるのと同じで、手にとって触れるもんでも容易じゃない。四郎吉の言うとおりだ。