u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

1on1

「1on1ミーティング」というのをよく耳にするが、精神科医斎藤環さんがその危険性について書いている記事を読んだ。
精神科医はいわば対面のコミュニケーションのプロとも言えるが、専門家として十分なトレーニングを積んだ彼らですら(だからこそ)1対1の面談には相当に注意を払うのだそうだ。
「1on1」は良い方向にも悪い方向にもその効果が増幅しやすい形態だろうというのは容易に想像がつく。たまたまうまくいった例を取り上げて、だからコミュニケーションは「1on1」だと考えるのは安直すぎるだろう。
概して、人を、あるいは人間関係をモデル化して考えるのは世の中的にウケがいい。「可視化」とか「モデル化」とか、「わかりやすさ」を無条件に「善・正」であると受け入れる態度は、「私は機械や装置のように単純です」と進んで表明しているようなもんだと思うのだが、「可視化」にせよ「モデル化」にせよ、それを好む人は、たいてい自分だけは可視化やモデル化の枠の外に置いて高みから眺めていると思い込んでいるようだ。