u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

右往左往

英語の民間試験導入見送りに続いて、国数の記述式設問導入も再検討なんだとか。

やめた方がいいと思うが、どうせやめるのなら制度改革の方向性自体が間違っていたことを素直に認めてイチから出直した方がいい。

ベネッセが採点を請け負っているとか、バイトが採点するかもしれないとか、それはそれで問題だけれども、そもそもなんでそんな方向にコトが進んでしまうのかを問わないと、また同じことが繰り返されるだろう。ほとぼりが冷めた頃に「機は熟した」なんて言いはじめるに違いない。

きっとその時には、ベネッセ以外にも数社参入して「複数社が請け負うから公平性は担保される」とか、バイトじゃなくてAIが採点することになって「AI採点だから客観性と質が保証される」とか言ったりして。国民の方も「あーそれなら安心だ」と納得したりして。

どんな学生がほしいかは大学が個別に決めればよくて、その意味で全国一律のテストを無理に実施する必要なんてない。国が介入しないといけない領域があるとすれば、機会均等・格差是正に障害となるものを極力取り除こうとすることくらいだろう。そのためにIT化が必要だというのなら理解できるが、共通の試験制度を維持することや民間業者に作問・採点を任せることは機会均等にも格差是正にもまったく関係ない。