u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

言葉と心

数日前から中井久夫のエッセイを読み進めている。単に並行して読んだからかもしれないが、昨日の読了感想で引用した「ポリティカリー・コレクト原理主義の新たなかたちになりつつある」というウンベルト・エーコの言葉とどこか通じる問題提起があるように感じられた。

言葉の上だけの配慮や優しさというのはかえって毒性が強いものなんだなあと、自分自身を振り返って反省。

でも、優しい言葉や配慮のある言葉に、その言葉と同じ分の心が伴うようにするにはどうすればいいのか。

まずは心を伴わせようという意識があることが前提か。

その前提がなくても言葉そのものは発することができるのが言葉の凄いところだが、それゆえに、敏感な人には言葉の裏にあるものの密度が透けて見えてしまう。

ではそのギャップはどのようにして埋めるのか。いや、そもそもギャップは埋めなければならないのか。ギャップはあるものとして、別々の世界を構成すればよいだけで、一方をもう一方に従わせようとすることが毒を生み出すもとなのかもしれない。

と、またうだうだと考えながら帰宅