アーネスト・ラングリンのインタビュー記事に感動した。
好きなギタリストと言いながら、体系だてて聴いたことはなく聴きかじりの域を出ないが、
スゴイ人は1曲、いや1フレーズ聴いたらそのスゴさは伝わるものだろう。
そして、そのスゴさはインタビュー記事などの本人の言葉によって補強される。
自身のスタイルへの「こだわり」は、「頑なさ」とは別ものだ。
この場合の「こだわり」に近いのは、強いて言うならば「矜持」だろうか。
揺らぎのない矜持のために、表向きの変化には寛容であるということではないか。
一流の職人の哲学を凝縮したような言葉が心にしみた。