u1row's blog

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『日本の公教育/中澤渉』読了

高等教育への支出を対GDP比で見た場合、日本はOECD諸国の平均程度。さらに、公的支出に限定すると最低なのだとか。
「日本人は勤勉」という言い古されたフレーズが頭に染みついているせいか、日本人は教育熱心な国民という先入観があり、公的支出が最低レベルだと知って驚いた。昔からそうだったのかというとそうではなく、1950年代のデータでは、GDPの規模はかなり小さいが、教育への公的支出の割合は、他国と比べものにならないくらい図抜けて高かったらしい。
なんでそんな風になったのか、教育制度の変遷、政策の変遷、企業などの社会からの要求の変化、人口減少の問題など、いろいろな観点で論じられている。正直なところ、序章で感じたほど引き込まれる感じがなく、適当に読み飛ばしながらの読了。
じっくり読むだけの余裕がないせいもあるかもしれない。とりあえず「日本は教育熱心な国ではない」という統計ベースの事実は頭に入った。