u1row's blog

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『江戸笑話集 / 宮尾與男 校注・訳』読了

図書館でたまたま目に入ったので借りてみた。
100編ほどの小噺。全編現代語訳が併記されているのでもっぱらそちらを読んだが、8割、いや9割がたどこがおもしろいのかわからん。
わからないもののうち、脚注を見て「ああ、そういうことね」と納得するのが半分くらい。
「納得する」と言っている時点で、「笑い」からはほど遠い反応しか返せてないのだが。
米原万理さんの本で、ロシアの小学校に転校した時の辛い思い出として「みんなが笑っている時に一緒に笑えなかった」と書かれていたのを思い出した。
江戸時代にタイムトラベルして当時の人と話すことができたら、米原さんと同じような経験をするかもしれない。
いや、ひょっとしたら江戸の小噺に一編加わったかも。みなが笑っている時は能面のようで、しばらくしてから「なるほどぉ」とつぶやく男の話。
「少しぬけたる男あり 云々」