u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

駆け込み乗車

某路線の車内アナウンスが耳に入った。
「駆け込み乗車をされますと、お客様が怪我をされるばかりでなく、電車が遅れて他のお客様の迷惑にもなることがございます」
細かな表現は違っているかもしれないが、だいたいこんな感じのアナウンスだった。
「逆の方がいいんじゃないの?」と思った。「AだけでなくBも」、英語で言うところのnot only A but Bという表現は、Bの方に力点が置かれた表現だ。
つまりこの場合、
A=お客様(あなた自身)がケガをする
B=ほかの客に迷惑
となるから、駆け込み乗車をしてはいけない理由は、「自分がケガをする」からと言うよりも「他人に迷惑をかけるからだ」ということになる。
これは、自分自身のことよりも公共心を優先する日本人の道徳観には合致するのかもしれない。このアナウンスの場合、利用者個人の安全を脅かすことよりも利用者全体の利便性や快適さを損なうことの方が問題だと。
そうなると、個人的にはどうしても「なんで、迷惑になるからという理由でやめなあかんねん」という反発を感じずにはいられない。
もちろん、駆け込み乗車はいけないと思うし、他人がしていたら腹が立って「迷惑だな」と思う。また、自分の中で「他人に迷惑をかけたくない」という気持ちは人並みに強く持っている。
でも、人から「他人の迷惑になるからやめなさい」と言われるのは「周りに合わせなさい、考えるのはやめてバカになりなさい」と言われているようで不快に感じられる。
「駆け込み乗車は危険なのでおやめください」で十分なのになぁ。