u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『素敵な日本人/東野圭吾』読了

短編集。どれも落語か漫才のネタのようにキレイなオチがあって、電車で過ごす無味乾燥なひと時をとても楽しく過ごすことができた。
どこにでもいそうだけど、どこか気になる主人公の設定。
「ありふれた日本人」ではなく「傑出した日本人」でもない、まさに「素敵な日本人」ということなのかな。

奥さまは魔女』のオープニング口上を思い出した。
「ごく普通の恋をして、ごく普通の結婚をしました。でも、ただひとつ違っていたのは、奥さまは魔女だったのです」
この「でもただひとつ違っていたのは」を見つけ出す嗅覚が、ネタの構成力なのかなぁ、なんてことを思った。