u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

疎と密

窓の外に山手線が通りすぎるのが見えた。
何気なく数えると車両の数は11両。うっすらと見えた車内は、通勤時間でもないのに、最前から最後尾までそこそこ混んでいた。
山手線は、日中ほぼ3-4分刻みに運行するという。凄まじい輸送力、そしてその輸送力を持て余さない都会の活力。
小学生の時に三ノ宮に映画を観に出かけた時のことを思い出した。映画館に着くまで不安でちっとも楽しい気分になれなかった。
「誰も映画なんて見に来ないんじゃないか。もし映画を見にきたのがウチの家族だけだったら、自分たちのためだけに上映するのだろうか、、、」
こんなことを思うおかしな子どもだったのだが、東京に住んでいたらこういう発想はそもそも出てこなかったかもしれない。
神戸電鉄は、たしか4両編成。昼は20分間隔の運行で、通勤時間帯以外はガラガラだった。
神戸電鉄と山手線の疎と密の対比は、自分の中の過去と現在の心のあり様の対比とも一致するような気がする。