u1row's blog

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トレイシー・チャップマンを聴く

先日、CD棚にトレイシー・チャップマンを見つけたので久しぶりに聴いてみた。いや、初めてちゃんと聴いたという方が正しい。深夜のMTVを録画して熱心に見ていた頃、fast carがしょっちゅう流れていた。フォークソングは嫌いなので、「これはないな」が第一印象。実際いつも早送りしていた。でも、どこか「引っかかり」を感じたのもたしかで、早送りしつつも、丸ごと飛ばし切らずに最後のワンコーラスだけ見たりしていた。
いま思うと「だから嫌なんだ」という理由を確認するために見ていたような気もする。
で、そういうことをするのは、音楽に限らず自分自身のどこかに共鳴するものがあることを直感している場合だ。

ちなみにフォークソングのどこが嫌いなのかというと、フォークソングが放つマジメさが嫌いだ。あと、「言葉を尽くせばきっと伝わる」という態度もいやだ。音に言葉を乗せるのと、言葉に音を乗せるのとでは真逆なのに、それを区別して語られることは少ない。そんな不満も、アンチ・フォーク・スピリットに上乗せされている。

ということで、トレイシー・チャップマンはイヤなんだけど、ここ3日fast car とtalkin 'bout a revolutionをエンドレス再生している。ネバっこいけど印象的な声が歌詞の内容に真実味を与えている。語り部然としたところが嫌いだけれど、そこが魅力でそれに惹かれて繰り返し再生してるんだろうな。