u1row's blog

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「二十歳(ハタチ)」で成人

明日は「成人の日」らしい。
選挙権が18歳に引き下げられたことで、「二十歳(ハタチ)」の意義が薄まっているように思う。
「二十歳(ハタチ)」を意識させるものは、せいぜい飲酒と喫煙と成人式くらいか。

毎年のように、各地の成人式が荒れているってニュースが流れる。
「ハタチになります。タバコ吸ってよし、酒飲んでよし、式で暴れて思い出づくり」
こんなんだったら、「二十歳(ハタチ)で成人」なんて設定をやめてしまえばいいのにと思う。
成人を18歳にすれば、成人式を開いたところで、受験を控えて参加しない者や、就職前で自重する者もいて、慎ましい式になってちょうどいいかもしれない。

そういえば、むかしちょうど20歳になる少し前に『二十歳の原点』という本を読んだ。
自分よりもずっと上の世代の若者(二十歳で自殺した女性)の手記だが、世の中の問題と個人的な問題がこんがらかって、その中で真面目に不器用にもがき苦しむ姿は自分自身にも通じるものがあると思った。
「二十歳(ハタチ)」という言葉にある種の重みを見出すためには、この言葉に「個人的な問題の処し方がわからないまま、社会の問題にも目を向けずにはいられない衝動」みたいなものが伴っている必要があるんじゃないか。