u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『宇宙はこう考えられている / 青野由利』読了

ヒッグス粒子発見のニュースから、「素粒子とは」さらに「宇宙のはじまり」「宇宙の謎」と話が展開する。

素粒子を「物質を構成する素粒子(12種類)」「力を伝える素粒子(5種類)」「質量を与える素粒子ヒッグス粒子)」と分類して説明されているのがとてもわかりやすく、素粒子の話と宇宙の話のつながりが違和感なく理解できた。

この手の話は、教科の勉強という意味では、入り口に立つはるか手前で諦めてしまったが、お話としてはこんなにおもしろいジャンルはないんじゃないかと思うくらい魅力を感じる。
ひょっとしたらこの感覚は、研究者たち熱情とは相容れないものかもしれない。
自分が感じる面白味は、素粒子にしても宇宙にしても、どこか神話めいた比喩や象徴として捉えようとしていることに由来している。
昼夜研究に勤しんでいる研究者や学者にとっては、こういう素人の態度はかなり厄介なものかもしれない。
だからと言って、勝手に想像するのを止めることもできず、顕微鏡でも見えない世界と、望遠鏡でも見えない世界が繋がっていることにロマンを感じるのでした。