読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『人はなぜ集団になると怠けるのか / 釘原直樹』読了

社会的手抜きのメカニズムと対策ということで、事例や実験がたくさん紹介されていて、どの章も楽しく読めた。

ブレーンストーミングについては、常々、本当に有効なのかなあ?と疑問に思っていたが、
ある実験結果によると、個人での案出と、グループによるブレーンストーミング方式での案出を比べると、案出数でもアイデアの新奇性の点でも個人による案出の方が優れていたそうだ。
にもかかわらず、主観的な満足度はブレーンストーミング集団の方が高かったそうで、この辺りにまやかしのタネがありそうだ。
似たような例で、応援は選手のパフォーマンスを阻害するという実験結果があるらしい。これも選手の主観においては応援があった方がパフォーマンスが向上すると感じる傾向があるらしい。
単純な作業については集団で行った方が生産性は高まるが、初めての作業や難しい作業については個別に行った方が生産性が高いというのも興味深かった。