u1row's blog

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誇りと自尊心

とあるニュースを見て、誇りと自尊心のバランスについて考えた。
誇り・誇らしさは、自尊心と違って、自分自身だけでなく近しい人や自分が属する集団に対しても抱く感情だろう。
ということは、自分自身にまったく誇らしさを感じなくても、たまたま近くにいる誰かが立派だと周りから賞賛されれば、それに乗っかって誇りを感じることがありうる。つまり誇り・誇らしさは、タダ乗り可の感情だということだ。
タダ乗りを良しとするかどうかは、それこそ「プライドの問題」で、言い方を変えると自尊心の問題となる。

まずはじめに自分を大切にする気持ちがあって、続いて周りや自分の属する集団への共感が育まれる。
基本的人権というのはそういうことじゃないか。
周りや帰属する集団への共感は持つが、自分を大切にする気持ちを持たない状態は、
虚ろな自分に慣れっこになんるか、自分を拒絶するかのどちらかに帰着するように思う。
前者ならタダ乗り、後者なら極端な場合には自爆テロ

誇りも自尊心も、結局は自分自身の問題だから、各々が考えればいいことだ。
しかし、誇り・誇らしさの方は、政治的に利用されているのがやたらと目について、その度に不愉快な気分にさせられる。
権威や権力が、誇り・誇らしさを持ち出すのは品性に欠ける。
個人の権利や自由を抑制するための方便だと思われても仕方ないだろう。