u1row's blog

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しがしの勝ち

「しつこい」を「ひつこい」と言うのは関西の方言らしい。
「し」と「ひ」の混同は江戸っ子の話かと思っていたが、関西でも同じ混同があるということか。
でも江戸っ子が苦手なのは「ひ」の発音で、「ひろい」→「しろい」「ひさしい」→「しさしい」となる。
ということは、関西の「しつこい」→「ひつこい」、「しち」→「ひち」とは真逆ということになる。

「し」と「ひ」が紛らわしい例文を考えてみた。
<例文1>
必死の紳士は歯科志望(ひっしのしんしはしかしぼう)
瀕死の狒々の皮下脂肪(ひんしのひひのひかしぼう)

「ひ→し(江戸っ子?)」
しっしのしんしはしかしぼう(通じない)
しんしのししはしかしぼう(紳士の獅子は歯科志望)
「し→ひ(関西人?)」
ひっひのひんひはひかひぼう(通じない)
ひんひのひひはひかひぼう(通じない)

<例文2>
陽射しさす執事の寝室(ひざしさすしつじのしんしつ)
毛さし出す羊の品質(けさしだすひつじのひんしつ)

「ひ→し(江戸っ子?)」
しざしさすしつじのしんしつ(通じない)
けさしだすしつじのしんしつ(毛さし出す執事の寝室)
「し→ひ(関西人?)」
ひざひさすひつじのひんひつ(通じない)
けさひだすひつじのひんひつ(通じない)

こうしてみると、江戸っ子の「ひ→し」の方が意味が通じる率が高く、関西風の「し→ひ」は全く意味をなさない。
東西対決、「しがし」の勝ち。