u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『有頂天家族 / 森見登美彦』読了

余計なことを考えずにサクサク読めてとても楽しかった。
「面白きことは良きことなり」という作中の台詞がそのまんま一読者としての感想と重なる。
ファンタジーってきっと舞台設定が難しいんだろうなと思う。somewhere else感を醸す絶妙な場所ってなかなか見つからんものだろう。
その点、この作品(この人の作品はたいていそうなのかな?)の舞台である京都には、どんな空想も幻想も妄想も受け入れてしまう懐の深さがある。町の名前、通りの名前が具体的であればあるほど、空想も幻想も妄想もいっそう広がってワクワク感がいや増す。

アニメにもなっていたそうだが、たしかにアニメでもおもしろそうだな。
ドラマはどうなんだろう。こういうファンタジーをドラマで表現するのってどんな手法があるんだろう。CG駆使してもテンポ・リズムを表現するのが難しそうな気がする。
映像の手法をいろいろ見て学びたいなと思いつつ、つい後回しにしてしまっているなあ。