u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

ライオンと豹

今朝はナラの通院で近所の動物病院へ
もうすぐ15歳。
見た目は若く、反応は幼いけど、持病の治療のため数ヶ月前からちょくちょく通院している。毎回、行きたくないとワーワー言って、病院ではプルプル震えながらよくがんばっている。

診察の順番を待っているあいだ、待合室にあった動物の本をパラパラと読んだ。
ライオンは、かつてはヨーロッパやアジアにも生息していたらしい。
虎とライオンではライオンの方が強いとされており、ライオンを前にして虎が卑屈な態度をとるというような寓話もあったらしい。
サンスクリット語では、ライオンを「singha(シンガ)」と言う。シンガポールはこの名に由来し「ライオンの町」という意味。
「獅子」という名は、「singha(シンガ)」の「si」に「獅」の漢字を当てたものらしい。
ライオンキングの「simba(シンバ)」は、スワヒリ語で「ライオン」の意味だと聞いたことがある。「singha」と「simba」の類似が興味深い。(これはその本に載ってた話ではない)


「豹変」という言葉は、「豹」に由来する。
豹の毛は、季節の変わりに目に生えかわると、模様がくっきりと現れるのだとか。
突然、模様が鮮やかに現れる様を指して「豹変」という言うようになったらしい。
一方、英語には、A leopard cannot change its spots. ということわざがある。
「豹は斑点をかえられない」、つまり「生まれつきの性質や特徴は簡単には変わらないものだ」という意味。

同じ豹なのに、「変わる」と「変わらない」、アジアと欧米とでは正反対の意味のことわざに登場するのが面白い。
季節の移りかわりや自然に起こる変化に注目するアジア的なものの見方と、一見したところ多様で変化に富む対象の背後に一貫した法則や普遍的な性質を見出そうとする欧米的なものの見方の差、なんて「こじつけ」めいた説明を考えていると、診察の順番が回ってきた。