u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

先生のマナー

表に出ていない事情がいろいろあるのかもしれないので、憶測であれこれ言わない方が良いとは思いつつ・・・
万引きしたと無実の罪を着せられて、高校の推薦を受けられずに自殺した中学生のニュースがずっと気になっている。

はじめにニュースを見たときから思っていることだが、万引きが事実であろうとなかろうと、それを理由になぜ推薦しないということになるのかがわからない。しかも中1の時の話だという。2年も前の非行を理由に子どもの将来の選択肢を奪うなんて、いったい何様のつもりなんだろう。
「やってもいない万引きで・・・」という批判はもっともだ。
非行記録として残っていても本人を見て「この生徒がそんなことをするはずがない」と気づかなかったのかという批判は当然受けるべきだ。ただ自分としては、仮に万引きをした生徒がいたとしてその生徒を高校に推薦しないという学校のあり方にもっと強い違和感を覚える。

進路面談の席で「きみは万引きしたから推薦しないよ」ってどんな顔をして言うんだろう。なんとかそのことが進学に影響しないように知恵を絞ろうという風にはならないのか?
学校は人を裁く場所ではないのだから、鬼の首でもとったように非行をあげつらって、それに対してペナルティを科そうだなんてとんでもない越権行為だ。
いやルールだからやむを得ないのかもしれない。
だとしても、学校は組織なんだから「校長を悪者にして担任が校長に食ってかかる」というような芝居のひとつもできないのだろうか。どんな状況でも味方はいるということを示すのが教育現場のあるべき姿なんじゃないか。

ちなみに、個人的には「生徒のために一肌脱ぐ」みたいな熱血先生はキライだ。他人のためと言いながら自分が主人公になる、自分大スキ人間は好かん。
だから先生は生徒のために体を張るべきだとは思わない。仕事としてきっちり取り組んでくれたらいい。
黙って静かに見守る、せめて邪魔をしないというのが最低限先生が守るべきマナーだ。
「人に迷惑をかけるな」という思想のない標語が大好きなクセに、率先して子どもの邪魔をするなんてありえない。