u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

「いつ」の話か

昨日読み終えたハイデガーについての本。
時間軸に自身を位置づけることで人間は自らを存在するものと認識することができる、というような話だった。
その話を読みながら、ハイデガーの思想とは無関係だとは思いつつふと思い浮かんだこと。

妻と話をしていてかみ合わないことがある。
そういう時、決まって発する質問は「ねえ、それいつの話?」
妻はオレと違って話が上手で、経験談でも本で読んだ話でも、まるで目の前で起こっていることのように語る。
でも、聞いていくうちに「いつ?、それいつ?、だから、いつ?」という疑問がどんどん膨らんできて、
たいてい話を遮って、「ねえ、それいつの話?」と聞くことになる。

Who What When Where Why Howで、5W1Hというが、人によって何を重視するのかが違っているのかもしれない。
これを6角形のレーダーチャートで表すとその人の性格の一端が現れるんじゃないかな。
例えば妻の場合、WhatとHowはとても高くて、Whenが極端に低い。オレの場合は、Whenが高く出るだろう。

振り返ってみると、話のおもしろい人にはWhenにこだわらずに話をする人が多い気がする。「いつ」という位置づけをした途端に、現実の枷から逃れられなくなり、話が窮屈になる。逆に「いつ」をはっきりさせないことで、話にあそびを持たせることができるのではないか・・・そんなことを考えた。