u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

ようやく第三篇

遅々として進まない鈴木大拙の『日本的霊性』は第三篇の「法然上人と念仏称名」まで読み終えた。
 
無学の人(愚痴)にこそ救済の道が開かれているとして、学匠、つまり当時の権威から目を付けられ排斥された。著者の説では、日本的霊性は知識人からではなく、無智愚鈍な人の魂から芽生えたのだとのこと。
つまり、日本的霊性は「知性の否定」からはじまってるのだと。
 
この説に乗っかると、大乗的な許しの文化、相互依存的という以前に依存しあう個がそもそもあやふやな文化を説明するのに都合がよさそう。
さらには、最近よく見かける「反知性主義の跋扈」も、鎌倉までさかのぼる根深いものだという説明が成り立ちそう。
あと第4編と第5編・・・読了はいつになることやら。