u1row's blog

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『中国雑話 中国的思想 / 酒見賢一』読了

昨日電車で読んだ本。
例によって興味がなさそうな話なので、あえて読んでみようと思った次第。
雑話というタイトルどおり、8編のエッセイのテーマはそれぞれで、すべて読み切り。
中華街にある関帝廟は、関羽を祀ったものだって知らなかった。
関羽という人は、生前の武勲以上に死後に類例のないほど神格化されたそうで、
一時は怨霊として恐れられていたのが、いつのまにか現世利益を授ける神となった。
平将門みたいな感じなのかな、まあどちらが元かと言えば関羽の方だが。


意拳の創始者、武術家・王向斎の逸話はすごかった。1963年に77歳で亡くなった人で、写真もたくさん残っているみたい。
小柄で一見貧弱な外見から想像もつかないほど、とてつもなく強かったらしい。
王向斎が説いたのは站椿功(たんとうこう)の重要性。站椿とは「ただ棒のように立つ」という意味の通り、ひざを軽く曲げて、腕は何かを抱えたような格好でじっと立つだけなのだとか。
ドラゴンボールの世界みたいだなと思ったが、どちらが元かと言えば王向斎の方だろう。

読んでいて参照元と派生が混乱しがちだった。

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