u1row's blog

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『虹の西洋美術史 / 岡田温司』読了

西洋絵画で虹がどのように描かれてきたのか、カラーの挿し絵を参照しながら読めてとても面白かった。
ニュートンが音階の7音になぞらえて虹も7色だといったのはどこかで聞いたことのある話だが、それ以前は基本的に3色で描かれ、その根拠はアリストテレスだったというのは知らなかった。


ニュートンの7色説はこじつけっぽい気がする。
やっぱり「光の三原色」ということばがある通り、3色を基本にグラデーション状に重なって見えているんじゃないかなと思う。

ニュートンは、分校実験を通じて科学者の目で虹を観察したとされがちだが、
本人としては必ずしも合理的な説明を追求したわけでなかったようだ。
「音階になぞらえる」という発想はどこか疑似科学的で、新たなドラマ、神話的なものを生み出したかったのかもしれない。


この話を読みながら、結局なんで「光の三原色=RGB」と「色の三原色=CMY」が違っているのかが気になった。
RGBですべての色を表現できるのなら、描画もRGBで生成すればいいのに・・・
ちょっと調べてみようかな。