u1row's blog

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Alumium → Aluminum → Aluminium

なんとなく周期表をながめてて気づいた。
Helium(ヘリウム)、Lithium(リチウム)、Berylium(ベリリウム)、Magnesium(マグネシウム)・・・。全部 -iumで終わっている。

ところが、Aluminum(アルミニウム)。

よく見たら、つづりは「-ium」ではなくて、「-um」で終わっている。
だけどカタカナでは「アルミニウム」。


そういえば、ずぅーと前にイギリス英語とアメリカ英語のちがいのコラムか何かで見たなぁ、と思い調べてみる。
英国では、Aluminiumとつづり、「アリュミニアム」と読む(「ミ」にアクセント)。アメリカでは、Aluminumとつづり、「アルミナム」と読む(「ル」にアクセント)とのこと。

つづりの違いについては、もともとは、Alumium(アルミアム)、それがAluminum(アルミナム)、そしてAluminium(アリュミニアム)と変化したらしい。


① Alumium(アルミアム)
② Aluminum(アルミナム)
③ Aluminium(アリュミニアム)


②から③への変化は、他の元素がたいてい「-ium」で終わっているから、それに合わせて「-ium」とした。
当初、②と③の使用頻度は拮抗していたが、19世紀末頃にアメリカでは、②Aluminum(アルミナム)の方がが多く用いられるようになり、英国とアメリカの間に差が生まれた、という説明がなされていた。

なるほど、たしかにこれで、② Aluminum(アルミナム)と③ Aluminium(アリュ
ミニアム)の違いが生まれた経緯はわかった。

でも、あらたなナゾが。
「それやったら、はじめの「① Alumium(アルミアム)」でよかったやん」


① Alumium(アルミアム)は、ちゃんと「-ium」で終わっている。
だから、② Aluminum(アルミナム)に「i」を加えて、③ Aluminium(アリュミニアム)にするんじゃなくて、② Aluminum(アルミナム)の「n」を取って、① Alumium(アルミアム)に戻せばよかったんじゃないか?

きっと「n」を取れない理由が何かあったはずだ。
つまり、① Alumium(アルミアム)が ② Aluminum(アルミナム)に変わった理由があるはずなんだけど、それを説明している記事は見つからなかった。