u1row's blog

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『お父さんがキモい理由を説明するね / 中山順司』読了

中学校に入ったとたん、プッツリと父娘の会話がなくなったらしい。
ある日突然「お父さん、アタシ告白されたんだ」と打ち明けられたのをきっかけに、父娘のガチトークを決行する。
90日間にわたる奮闘記で、途中から母と祖父も参入する。


ウチの娘も来年には中学生になる。
まもなくこんな感じになるのかなぁと思いながら読んだ。
前半はおもしろかったけど、途中から「生きる意味」だとか「家族の歴史(家系)」だとか、辛気くさい話になってちょっとキツかった。

テーマとしてはすごく関心があるし、親子でそういうテーマについて語り合うのはきっといいことにちがいないんだけど、本音と言いながらどこか表面的な感じがして・・・


話している本人たちは「本音」なんだろうけど、それが自分自身のことば(思想)にはなっていないというのか、どこかのだれかが言っているようなことをなぞっているだけ、そんな自分に酔っている感じがイヤなんだと思う。


「人生って・・・」「人間なんて・・・」と、すぐに「ヒト」を一般化しようとするのって人間として停滞している証じゃないかと思う。
筆者が「人生とは・・・」「人間なんて・・・」と言っているわけではなく、むしろとても謙虚で真摯に各テーマに向き合っているんだけどなぜかそういった類いの反感を覚える。

あたりまえのことを臆面もなく言うのは、勇気なのか?それとも単に無知・無神経のなせるわざなのか?

 

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