u1row's blog

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『東京ガールズコレクションの経済学 / 山田桂子』読了

「カワイイ」が世界共通語になりつつある今、本場日本では「カワイイ」は守備範囲が広くなりすぎて、その感覚の共有がむずかしくなってきているという。


キーワードは「カワイイ」よりも「リアル」だと筆者は言う。手を伸ばせば届くところにあるファッション「リアルクローズ」の祭典TGCが、どうやってはじまり、どうやって動員を伸ばしていったかという話。
第1回の2005年は動員が1万数千、この本が書かれた2011年時点では2万〜3万。2014年は3,5000人だというから、着実に規模が拡大し定番イベントになったということだろう。


この手のイベントは、2002年の神戸コレクションが先駆けらしい。
「神戸」が発祥と聞くと、神戸出身者としてなんとなく誇らしい気がするが、実際にはオレとは何の接点もない。
仮に2002年時点で神戸に住んでいたとしても、こういうイベントがはじまったということに気づきもしないだろう。


タイトルには「経済学」とあるが、動員数以外には客観的なデータはなく、AIDMAからAISASへというマーケティングの話がちょこっと出てきたくらいだった。

 

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