u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

ことばによる説明

今朝イスラム国による邦人殺害のニュースが流れ、そのことを話すと娘の顔が少しこわばったように見えた。
拘束された邦人2名に、覆面をしてナイフを振り回しながら脅迫するテロリストの映像は、合成の可能性もあるとはいえ子どもには十分恐ろしいものだろう。
そこに映っていた人が殺されたかもしれないというのだから、死とは切り離された日常を送る娘(自分も同じだが)にとってはショックは大きい。

 

習い事の見送りの車中で、そもそもイスラム国というのはどういう集団なのかを説明しようと試みる。
恐怖心を軽減するには、ことばによる説明が必要だろう。
なぜこんなことが起こっているのかという知識によって、少なくとも「わけのわからない恐怖」は「理由のある恐怖」に変えることができる。

 

ところが、
いざ説明しようとすると自分自身にその知識がほとんどないことに気づく。
そもそもイスラム教の教えとテロリズムは全く別ものであるはずなのに、イスラム世界の多くの人が戦争やテロに直面している。
はたしてどこから話せばいいのか。
とりあえず、現在の国境線が非常に矛盾に満ちたもので、その発端になったイギリスの二枚舌外交の話をしてみた。


テロが正義であるわけがない一方で、テロの標的が必ず正義だという保証はない。
そもそも正義は相対的なものだから、互いに「自分が正義で、相手がテロだ」という平行線だろう。
少なくとも、彼らには彼らの理屈がある。
そういったことを、子どもに対してもう少しきちんと説明できるように基本的な歴史の経緯を勉強してみようと思う。