u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『十三夜・にごりえ / 樋口一葉』読了

夫のモラハラに耐えかねて実家に戻ってくるお関。
まるで最近話題になってた某芸能人夫妻の話みたいだけど、時代背景が全然ちがう。離縁すればお関には何ものこらないばかりか、あまりにも多くのものを失うことになる。行くも地獄、戻るも地獄。


にごりえ」の最後は無理心中で、こっちも現代にフィットするストーリーじゃない。でも、文章にリズムがあって、すっきりした感じが心地いい。
ストーリーよりも文体の方が印象にのこった。


樋口一葉はわずか24歳で亡くなっている。
「十三夜」も「にごりえ」も死の前年23歳のときの作品。
作品の完成度と年令は無関係だけど、それにしてもスゴイ。