u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『無限論の教室 / 野矢茂樹』読了

「無限には濃度の濃い無限と薄い無限がある」という。
対角線法というのを使って、

「実数と自然数では実数の方が濃い無限だ」ということを証明する。

そのあたりまではわかったけど(結構はじめの方・・・)、そのあとは流し読み。
「ベキ集合の方がもとの集合よりも濃い」
「無限の濃淡という考えは、結局ラッセルのパラドックスゲーデル不完全性定理を乗り越えられない」という話へと展開していく(まちがってるかもしれない)。


無限というのは切り取り方の可能性のことだというのは、なんとなく感覚的にしっくりくる。ことばが切り取るフィクションは、宇宙でも神でもなんだって創出できる。
それを矛盾だのパラドックスだのと言っても、もともと人為的フィクションだったら当然なのでは・・・
「はじめに言葉ありき」
というのは、まさにこういうことに言及した文言なのだろうか、なんてことを思った。

 

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