朝、バスを降りたらちょっと小走りで駅に向かうと、ちょうど特急が来る。
ところが信号の変わり目なんかでバスが遅れると、小走りでは間に合わないからダッシュになる。
ということで、バスでは席が空いていても座らない。
一番前の方に立ってすぐに降りられるように待機、というのが習慣。
オレだけじゃなくて、同じ電車に乗りたい人はたいてい同じように朝から短距離走をやっている。
今朝、いくつ目かのバス停でのこと。
いったん発車したのに急停車。
何ごとかと思ったら、バスの後方から走ってくるおっさん。
親切な運転手さんは、それが目に入ったので止まってあげたらしい。
ドアが開いて、息を切らして入ってくるおっさん。
「すいません」という感じでペコリと頭を下げながら空いてる席の方へ向かった。
その間ほんの数十秒のことだと思うが、内心おだやかじゃない。
「ちっ、今日はダッシュやな・・・」
と思ったら、すぐ隣のおやじも同じことを思ったらしく、
スマホで時間を見て、露骨にイヤそうな顔をして運転手の方をにらんでた。
「乗せてやらずに、さっさと行け」
ということだろう。
ひとりに手を差し伸べることが、他の多数の不利益につながる・・・
ちょっと視点を変えると、
なんでバスが着く時間と特急の時間がそんなにギリギリの設定なのか、というのも問題だ。京急バスと京浜急行、同じ京急なんやから、バスと電車の接続くらいちょっと考えて組んだらええのに。
さらに、ちょっと視点を変えると、
朝の小走りorダッシュは、それはそれで寝ていた体が動き始めてちょうどいいかなって気もする。
さらに、視点を変えると、
朝のささいな出来事をネタに、何をこんなにウダウダと書いているんやろ・・・
ま、ものは言いよう、考えよう。