u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

雄弁なスポークスマン

テニスには全く興味がないけど、

これだけ話題になると、やっぱりすごいのかなぁと気になったり感心したり。
全米オープン決勝進出」というのはトテツもなくすごいことだ、というのは松岡修造さんのコメントでなんとなく伝わってくる。

 

で、その松岡さんのコメントを見ていて、人の関心や理解は、ことばの世界に依拠してるんだなぁとつくづく思った。
たいていの人には、自分ではハッキリ言い切れないことを、誰かに決めてもらいたい、断言してほしいという欲求があって、その欲求に応えてくれる人がいると、そのことばに飛びつく。鵜呑みにするのも、反発するのも、欲求を満たしてくれたことへの返答であることには変わりないだろう。

 

テニスそのもの、闘う選手その人を見てるんじゃない。
それを取り巻く言葉に酔わされている。
なんて書くと、まるで錦織選手の快挙とその報道に反発しているみたいになるけど、ちっともそんな気持ちはない。
テニス界あるいは錦織選手には、松岡氏という雄弁なスポークスマンがいてよかったねって感じ。
ただ、自分自身の気持ちの昂揚やら消沈やらが、体験(一次的なもの)によるのか、言葉(二次的・副次的なもの)によるのかは、ちゃんと区別しておかないと本質を見失ってしまうから要注意・・・てなことを思った。