u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『視覚のいたずら / 長尾みのる』読了

ひとつの話を深く掘り下げるのではなく、いろんな話がポンポンと飛び出してくる。
でも、著者が自身の経験・見聞に基づいているので浅い感じはしない。
深くはないけど軽薄ではない、というのは著者自身の人となりなのかもしれない。

以下、いくつか引用と感想

『いろいろな書体があることは知っているが、その書体の国籍とか文化については無神経なデザイナーが多い。書体名を知ることも大切なのだが』
たしかに、フォントの名称には国名がついているのが多い。
文字のデザイン程度にしか考えてないけど、きっとそれぞれのフォントには由来があって、中には思想を背負っているものもあるかもしれない。
それを何となく見た目だけで取捨する姿勢には問題があるかもしれない。
でも逆に、あえて重たい来歴を無視して表面だけすくい取るというのもアリはアリだろう。意味も分からずに漢字のタトゥーを入れている外国人はアリか、というのと似てる?


時代の寵児と言われる人には、額を隠す人が多いらしい。
なぜかその例が、藤田嗣治ビートルズ
額に寄るシワは、悩みや悲しみをあらわす。つまり額には、その人の内面があらわれるのだとか。それを隠すことは、内心の乱れを悟られないようにするということらしい。


これは本当だろうか?
「日本人の顔はマル顔と面長の顔を600年周期で繰り返している。平安はマル顔、鎌倉は面長、江戸はマル顔、現代は面長」
ついでに、身長は顔の長さに比例して伸び縮みしているそうで、
「鎌倉時代の女性の慎重は平均170cmもあった」
う〜ん、これは信じがたいなぁ。情報源も書かれてないし・・・

http://www.amazon.co.jp/視覚のいたずら-小学館ライブラリー-長尾-みのる/dp/4094601252
視覚のいたずら (小学館ライブラリー)
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