u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『宵山万華鏡 / 森見登美彦』読了

今日が山鉾巡行か・・・
それに合わせたわけじゃないが、祇園祭宵山を舞台にしたこの小説、本日読了。

祭りというのは、きっと「今日、この日」という一回性と、過去からずぅっと繰り返されてきた反復性が同居したところに、人を酔わせる何かを抱えもっているのだろう。そこにこの作品のような幻想世界への入り口があったとしても、少しもおかしくはないように思われた。


現在と過去、人と人、人ともの、この世のものとこの世のものでないもの、
などといったものが、重なりあってその日を構成している。
世界とは、宇宙とは、こういうものなのかな、
そういえば「多元宇宙」とはこういうものかもしれないなぁ、
なんてことを考えた。

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宵山万華鏡 (集英社文庫)
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