u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『美人は得するか「顔」学入門 / 山口真美』読了

結局、美人は得とか損とかという話はなかったけど、
「誰もが認める美人はたった一人。中央線沿線の某駅前の中華料理屋のおかみ」
というのには笑った。
著者としては、笑わせようとしたわけじゃなくて、「○○美人」という言葉が表すとおり、「美人」というのは、たいてい顔そのものではなく、属性やシチュエーション込みで称されるものだと言いたかったらしい。


以下「へぇ」って思った話
顔を認識する脳の領域と、顔以外のもののカタチを認識する脳の領域は、別領域らしい。他のすべてのものは認識できるのに、人の顔だけ認識できないという障害が実際にあるらしい。


赤ちゃんの視力は0,02程度、すべてがぼやけている。
そのおかげで顔全体を見ようと傾向が強いのだという。
この時期に視力がよい、つまり見えすぎると、顔を全体として捉える能力が発達しない可能性がある。
自閉症の子どもは新生児の時の視力が良い傾向があり、自閉症の子どもが人の顔への反応が薄いのは、そのことと関わっているかもしれないらしい。


「見えすぎるせいで、全体が見えない」とは示唆的、
あ、いや衒学的か・・・

http://www.amazon.co.jp/美人は得をするか-「顔」学入門-集英社新書-山口-真美/dp/4087205584
美人は得をするか 「顔」学入門 (集英社新書)
美人は得をするか 「顔」学入門 (集英社新書)