u1row's blog

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『アップル、アマゾン、グーグルの競争戦略 / 雨宮寛二』読了

 

アップル、アマゾン、グーグルの事業戦略を経済学や経営学の観点から、とてもわかりやすく説明してくれている。
それぞれのユニークな社史も簡潔にまとめてくれているが、三社の特異性に焦点を充てるのではなく、際立った特徴をもつ3つのモデルとして、一般化・普遍化するためのヒントをたくさん提示してくれる。

以下、おもしろいと思った話

・最近の理論では「イノベーション」はさらに細かく分類されているらしい。まず「持続的イノベーション」と「破壊的イノベーション」に2分割。さらに「破壊的イノベーション」は「ローエンド型破壊」と「新市場型破壊」に分けられる。
このイノベーションの種類の違いの、優良企業の失敗につながるという「イノベーションのジレンマ」の話がおもしろかった。

・「部分最適を積み上げても全体最適にはならない」
いろんなことにあてはまりそうな話。

・2010年末まで、グーグルの特許保有件数は500件程度しかなかった。
アップルは約2800件、マイクロソフトは15000件以上。2011年にグーグルが、モトローラ・モビリティを買収したのは、モトローラ・モビリティが持つ16800件の特許が目的で、特許訴訟を有利に争うための手段だった。

http://www.amazon.co.jp/アップル、アマゾン、グーグルの競争戦略-雨宮-寛二/dp/475712290X
アップル、アマゾン、グーグルの競争戦略
アップル、アマゾン、グーグルの競争戦略