u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

resource

昨日の続き・・・
経験と記憶は地層のように積み重なっていくものなのかな、と考えた時に、"resource"という英単語を思い出した。
この単語にはいろんな意味があって、一見したところそれぞれの意味につながりがないように見える。

1.資源・資産
2.資質・問題解決能力・力量
3.源泉・供給源
4.機転・臨機の才
5.手段・方策

と代表的な意味だけでもこれだけある。
語源からアプローチすると、re + source。
reは「再び」。sourceは「源」だが、もともとrise「上がる」/get up「起き上がる」の意味があるらしい。つまり、resourceという単語は、「埋まったものを再び掘り起こす」というイメージをもつ単語だということになる。

「資源」というのは、そのまんま土の中から掘り出すものだし、
「機転・臨機の才」というのも、「機転を利かす」というのは普段は眠っている能力を発揮することだと考えると、「埋まったものを掘り起こす」のイメージとつながる。
「手段・方策」も、困難な局面を切り抜ける「手段・方策」という意味なので、埋もれていたアイデアや知恵を掘り起こすことでそういった状況を打開すると考えれば、やっぱりresourceという単語のもつイメージとのつながりが見える。

忘れてしまった記憶は、消失したわけではなく、resourceになったんじゃないだろうか。記憶の地層の下の方にあって、普段は意識されることはないが、何かの折りに掘り起こされる。

個人の記憶にあてはまることは、人間そのものにもあてはまるかも知れない。過去に生きた人たちは、個人の記憶と同じように、消失したわけじゃなくて、それぞれにちゃんと地層を形成している。
表層を生きる自分たちのresourceとして、掘り出されるのを待っているのかもしれない。
ある時期まではresourceを使い、そのあと徐々に自らresourceになっていく、そんな感じかな?

娘が忘れてしまった箱根旅行、オレは昨日のことのように覚えている。
少しずつ、自分自身がresourceになっていることの証なのかもしれない。