u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『時そばの客は理系だった - 落語で学ぶ数学 / 柳谷晃』読了

26の落語の噺をもとに、そこに数学の世界とのつながりを見いだし読者に紹介する。取り上げられている噺は面白いし、数学の話も小難しい話は一切ないので楽に読める。

軽妙な語り口で通したいのかなぁと思って読んでいると、
急に最後の方で
「人に話を聞くときは、一度きりと思って聞くのが筋。いつでも聞ける相手がいるなんて生ぬるい状態で勉強ができるようになると思っていること自体がお笑いだ」
というような熱い主張がでてきてビックリした。
言ってることはもっともだけど、最初からそういうキャラでいくって言ってくれないと、
「え?これ、そーいう本やったん?」て面食らってしまう。

あと、落語の噺と数学の話が、イマイチつながってなくて、無理矢理感が拭えない。
せっかく面白い話なのに、もうちょっとうまーく繋がらへんのかなぁと思いながら読んだ。

バーのテーブルをカウンターと言うようになった由来の話で「へぇ」って思った。