u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

日本酒の香り

帰りの電車で落語の本を読んでいた。
落語そのものの紹介じゃなくて、
落語を通して見える江戸時代の人と暮らしについて書かれた本。
テーマはあれこれ。
酒の項を読んでいた時、ふっと日本酒の香りがしたような気がした
単に酔っぱらいのおっさんが近くにいたのかもしれない。

滅多に酒を飲まない上に、たま〜に飲んでもビール2、3杯。
そのせいか、かすかに感じた日本酒の香りから急に祖父のことを思い出した。

中学の時に亡くなったが、
元気なころは訪ねるといつでも燗がつけてあった。
父は酒もタバコもやらないので、酒とタバコのにおいは祖父と結びつくのかもしれない。

あいまいな記憶では、
くすんだ金色(銅製?)でフラスコのようなカタチをした容器から日本酒の香りが立ちのぼっていた。

酒、タバコ、朽ちていく者が放つにおい、
ひとつひとつは好きなものではないけど、合わさって祖父が帯びていた香りはキライじゃなかった。
「キライじゃない」ってそういうものなのかなぁ

落語の本は明日には読み終わりそう