u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『生き物をめぐる4つの「なぜ」 / 長谷川眞理子』読了

鳥が鳴く、ホタルが光る、ヒトの親は子の世話をする、
といった動物の行動のワケを探る。
「おぉ」と思ったのは、一問一答ではなく、すべての問いに対して4通りの説明をしている点。それが『4つの「なぜ」』

 至近要因:どうやって?(仕組み)
 究極要因:なんのために?(目的)
 発達要因:どうやって身につける?(学習)
 系統進化要因:どのように引き継がれた?(継承)

「なぜ」って問いは、とても単純な問いかけだけど求める答えは重層的だ。そういえば、英語で「なぜ・どうして〜?」って、いろいろな言い方があったなぁ・・・
Why 〜? / What 〜 for? / What make O C ? / How come 〜 ?

ホタルイカには3つの発光器があって、腹側の皮膚に多くある発光器は、
海面近くを漂っているときに、下から見上げる敵に見えないようにしているらしい。
昼間は太陽の光、夜は月の光で海面近くは海底よりも明るい。
そのまま海面近くを泳いでいると、自分の影ができて敵に見つかってしまう。そこで腹側を発光させて、昼は太陽の光に、夜は月の光に強度をあわせて自分の姿を消しているらしい。

身を隠すために光るって、すごいなぁ・・・

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生き物をめぐる4つの「なぜ」 (集英社新書)
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