u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『博士の愛した数式 / 小川洋子』

これも映画化されてたから、このあいだ読んだ『さよならドビュッシー』と同じ感じかなと思ったらとんでもない。
どっちがいいとかと言うほど、本の良し悪しがわかるわけじゃないが、
一緒にしたら悪い・・・ってどっちに悪いかは言わないけどね。

数学ってどういうものなのか、数学者ってどんな人たちなのか、
永遠を希求する心、反対に、弱くてもろいものやはかなく消えるもの、
これらがひとつの物語としてきれいにまとまっている。

昨日読んだ『数に強くなる』の著者は、「タテ書きで数学の本を著したかった」と書いていた。
この本も、ことばの世界と数の世界という、相容れないもの同士にも思われそうな二者がとても自然に融合していて、素敵な本だなと思った。

http://www.amazon.co.jp/博士の愛した数式-小川-洋子/dp/410401303X