u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

目に見えない世界を2つに分ける

今日はSalsaバンドの練習。
行き帰りの電車で『19歳の君へ / 日野原重明編著』を読みはじめる。
千葉大学での生と死をテーマにした連続講義をまとめたもの。
はじめの2講を読んだだけだが、とても面白い。

WHOは緩和ケアについて、肉体的苦痛の緩和と同時に、社会的ケア、心理的ケア、それからスピリチュアルケアが必要だと定義づけている。
精神・心理とスピリチュアリティを別物として定義しているところに興味がわいた。

目に見える世界、目に見えない世界という分類だと、人間の思考・心理・精神は後者に属するけれど、人間の思考・心理・精神は、その大半が日常生活の必要に縛られているため、実質的には肉体だったり、身の周りにある・いる人やモノなど、目に見える世界と表裏一体である。

それに対してスピリチュアリティというのは、日常とは別の次元にある価値観(死生観)のことを指す言葉だそう。

こうやって目に見えない世界を、あくまで日常とヒモづけられた思考・心理・精神と、日常の価値観に左右されないスピリチュアリティの2つに分けるという考え方に「なるほど」と思った。
各講はそれぞれ別の講師が語っているので、いわば読み切りの話が8編あるという感じの構成。
明日から続きを読むのが楽しみだ。

http://www.amazon.co.jp/19歳の君へ―人が生き、死ぬということ-日野原-重明/dp/4393364996