u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

言葉は誰のものか? / 米原万里

『言葉は誰のものか? / 米原万里』というエッセーに、
「玉突き事故」という言葉にビリヤード協会が文句を言ったとか、
「油を売る」という慣用句を慎んでほしいと日本石油連盟が声明を出したとか、
「お灸をすえる」という表現に対して、「お灸は懲罰じゃねぇ」とマッサージ指圧師会が訴えたとか、

そんなウソみたいな話がいくつも紹介されていた。
(なかにはフィクションも混じっているそうだが)

ふと思ったのだが「ミスプリント」って言葉、
印刷業者の人たちは苦々しく思ったりしないのかな?

ミスプリントって言われるものって、印刷上の問題じゃなく、原稿がすでに間違ってる場合が多いように思う。
印刷業者からすると、印字が薄いとか、落丁とかはミスプリだけど、文字の誤りとかは印刷は関係ないと思うのでは?

正しくは「タイポ(typo)」つまり「入力ミス」だね。
これだと、責任の所在がはっきりする。
「打ち込んだヤツが間違えたんだ!」ってね。

「タイポ(Typo)」はどのくらい市民権を得た言葉なんだろうか?
もしあまり普及していないのであれば、印刷業者が先頭にたって、「ミスプリントじゃなくてタイポって言え!」キャンペーンを展開したらどうだろう。