u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

ほんとの英語がわかる 〜51の処方箋 / ロジャーパルバース・上杉隼人

10年前に書かれた本ということは考慮に入れないといけないが、

『アメリカでは、およそ96%の人が神の存在を信じています。
(中略) イギリス人で神の存在を信じる人は全体のせいぜい15%しかいません。オーストラリアも同じようなものです』

だとか。

「欧米人の生活や思想は、「神」そして「信仰」と切りはなせない」なんていうのは勝手な先入観で、単に「米(アメリカ)」の印象を他国にも押しひろげただけなのかもね。

自分自身を省みると、例えば、南米・汎カリブ・アフリカの音楽に関心があるって言っても、多くの場合、アメリカというフィルターを通じてみる南米・汎カリブあるいはアフリカだったりする。

自作のアプリは、今日もブラジル、サウジ、デンマーク、エジプト、クロアチア、ベルギー、イタリア、ロシア、中国・・・と
世界中の国でDLされてる(かるく自慢(笑))が、
これも、一見グローバルだけれど、考えてみればアップル、グーグル、アマゾンという企業を通じてつながってるわけで、世界と直接つながっているのではなく、アメリカ経由のつながりなんだよね。

アルジェリアのテロ事件では、日本人は巻き添えではなく標的だったという話がちらほら出てきている。
政治においても、グローバル、グローバルと言いつつ、アメリカ経由の国際関係しか築いてこなかったツケをこういう悲惨な事件で払わされているのかもしれない。

だからといって、アメリカの文化、特に音楽への敬意が薄まることはない。ただ、あこがれとか親近感のような、とても個人的で主観的な感情も、ある程度、客観的に相対化して視るように
心がけようと思う。

http://www.amazon.co.jp/ほんとうの英語がわかる―51の処方箋-新潮選書-ロジャー-パルバース/dp/4106005999