たまたま入ったコンビニで”I say a little prayer”がかかっていたので、帰りの車中はAretha Franklinに。Dionne Warwickの方がリリースが早かったのだとか。そちらのバージョンも結構いい。しかしぶっ飛んでいるのはRoland Kirk。こうなると原曲はあまり関係…
帰りの車中、火曜だけど先日からのブルーズモードでStormy Monday を聴いて、ついでにManic Mondayを聴く。Tuesdayの曲はあるかな、、、としばらく考えて思いついたのはTuesday Heartbreak。ひっさしぶりに聴いた。Stevie Wonderモードになりかけたけど目的…
「ブルーズの母」という呼称がどのくらい実態に合っていたのかはわからないが、マ・レイニーの生年1882年について思いを巡らす。 ジェームズ・ジョイスと同い年。ピカソは1881年、1883年生まれはたくさんいる。ケインズ、カフカ、志賀直哉、シュンペーター。…
2月最後の日。とにかくバタバタのうちに過ぎ去った。1か月を振り返って思い浮かぶことというと、朝が明るくなったということくらい。日の出時刻は、毎日同じ割合で早くなったり遅くなったりと変化するわけじゃない。1月の横浜の日の出時刻は、1/1 6:50 → 1…
マ・レイニーの映画が配信されているらしい。見たい、でも、Netflixでしか見られないという。ベッシー・スミスよりもさらに上の世代ということで、ちゃんと聴いたことはない。ちょっと調べてみたら、ベッシースミスは1894年生まれで、マ・レイニーは1882年。…
期日ぎりぎりで運転免許証の更新。 今回は減点がなかったので優良ドライバーとして市内の警察署で短時間講習。 映像を見るだけかと思ったら、最初の15分ほどリアル講義だった。 あおり運転の厳罰化など、最近の法律改正ポイントを講師の方が説明する。 講師…
情報であれ何であれ共有がベースになっている昨今。 どのように共有されるのがいいのかと考えた時に、「整理されている」のと「整理されていない」のとでは、あたりまえのように「整理されている」のが良いとされる。ほんとにそうか? 実際には「整理されて…
昨日ふとしたことから、小、中学校と理科が好きじゃなかったとことを思い出しそのことを書いた。ついでに言うと、国語や英語も好きじゃなったし、算数・数学は得意ではなかった。辛うじて社会は好きな科目だと思っていたように記憶しているが、中学以降は日…
日中いっぱい机に向かってとある実験。理科の実験とは違うけれど、試行錯誤という意味では似たようなものか。 そういえば、小学校の時から理科、特に実験はどうも好きになれなかった。 教科書に答えが書いてあるのに、わざわざ時間をかけて「ほら書いてある…
解除されたわけじゃないが混みあう車内。 先週あたりから自粛感は薄れてきている気がする。 最初の非常事態宣言からもうすぐ1年になる。この1年で「なにが不要不急で、なにがそうではないのか」の切り分けができるようになったというより、むしろそういっ…
目が覚めてしばらくぼーっと天井を見て過ごす。とあることがきっかけで、最近、部分と全体の関係について考えることが多い。一般に全体は部分を包含するものだと思われているが、それは一つのモデルでしかなく、現実社会では全体という名の部分とその他の部…
運転免許更新の期限が迫っている。忘れていたわけじゃないが、平日の日中のみとなるとなかなか都合をつけるのが難しい。免許センターならば日曜でもいいらしいが、このコロナ禍にわざわざ電車に乗って二俣川まで行きたくはない。行政関連サービスがコンビニ…
なにかを考える時に「反対語は何だろう」というところを端緒にすることがよくある。 「現実(reality)」に対して「虚構(fiction)」とか。 でも言葉の守備範囲は案外広いもので、単純な正と負の関係にとらわれると取りこぼしが結構大きいんじゃないかと思…
まだまだ朝は寒いけれど、6時少し前の空は日に日に明るくなる。空は日の出30分前の朝焼けが一番きれいかもしれない。しかも今日は東京湾越しに千葉までくっきり見えるほど朝の空気が澄んでいた。 格別に清々しい気持ちではじまった一日。でも、はじまってみ…
スッキリだけでは度量は広がらないし、モヤモヤばかりだと迷いが解消されない。 スッキリとモヤモヤの繰り返しが結果的には先へ進む運動そのものなのかな。 協和と不協和の繰り返しをケーデンスと呼ぶのと同じことか。
ずっと前に読んだはずだと思ったが、過去の記載を見ても読み終えたという記録がない。読了の記録をとるようになったのよりもずっと前に読んだのかな。とすると10年以上前か。 インスリン、ペニシリン、モルヒネなど19、20世紀になって人類を大いに助けた薬を…
今年も花粉の症状が出はじめた。昨日から目と鼻にきている。時折りくしゃみや喉のかゆみの波がくる。 相手がウイルスだろうと花粉だろうと着けるマスクは変わらないが、両者の大きさはずいぶん違うらしい。 花粉の直径は30μmほど、一方ウイルスは0.1μmだとい…
昨日の地震は最大震度が6強だったそうだ。マグニチュードと震度の違いは一応理解しているが、「マグニチュード7.3、最大震度6強」と言われると「わかりにくいな」と思う。震度の最大値は7。最大値は7なのに10等級なのは、震度5弱、5強、6弱、6強と急に小刻み…
10編の短編。タイトルの「よそ者」に象徴される他者性や異質であることが著者の作品に通底するのだそうだ。そういう解説がなければそこにフォーカスして読めたかどうかわからないが、通底する「色」があることは強く感じた。疎外や孤独という言葉からは彩度…
ここのところ移動の1日が多かったが今日は待ちの1日。某用で朝からじっと座って待つ時間が長かった。その間に読みかけの短編を2編ほど読み終える。ふだん読まないタイプの小説で映像的な描写が多い。 とすると、右脳を働かせて読むのがいいのか。そういえば…
1950年前後、雑誌に掲載された対談、座談を集めたもの。 和辻哲郎は1889年生まれだから当時60歳前後ということになる。冒頭は谷崎潤一郎との対談が2編取り上げられているが、1886年生まれの谷崎潤一郎とは旧友なんだとか。 その後も幸田露伴だ、斎藤茂吉だ、…
某用で遠出。 ここ数日眠れず、疲れが溜まっていたせいか、移動の車中文庫本を2度落とす。 昨晩はあんなに寝られなかったのに、、、 市販の薬に睡眠導入剤が混ざっていてえらい問題になっていたが、文庫本にも似たようなものが何か混ざってないか。 一冊くら…
軽く過ぎてしまったが、先日またひとつ歳をとった。30歳、いや娘が小学校に通いだした頃もなお自分を「おとな」だと感じられなかった。たしかそんな文章を書いたような気がする。いつになったら自分を「おとな」だと思うようになるんだろうと。 それから今日…
読みかけの本で、1952年の某対談の一節に「元来、「実は」というのは白状だから、いちばんおしまいに言うべきことでしょう」というのがあった。 「実は」という言葉を多用すると聞きぐるしいというのはたまに耳にするが、ここでは「多用はNG」どころか「使う…
サイバー(cyber)は、コンピュータやネットワークに関わる文脈でよく使われるが、語源を辿るとギリシャ語のKybernan「舵をとる」からきているそうで、govern「統治する」の語源と同じだそうだ。 「舵をとる」→「制御、統治する」ということらしい。とすると…
キャッシュレスが進む世の中、同時に手書き(ハンドライティング)レスもあと戻りできないところまで進行している。 金(カネ)と文字、両方とも媒介手段だと考えると共通点は多そうだ。 では、違いはと考えると、金はそれ自体に所有者を示す情報はない。Aさ…
ちびちびと他と並行して読んでる本のひとつに対談集がある。評論などとかしこまった文章よりも対談だと読みやすく、エッセンスだけを要領よく読みとれるかなぁなんて思ったが、そうでもなかった。 かといって対談がつまらないとか、わけがわからないというの…
某音楽ストリーミングサービスで、ファミリープランがお得だということで加入した。無料だと思いどおりの曲が検索できなかったり、CMが入ったりと使い勝手が悪いので放置していたが、加入したプランだとかなり融通がきくようだ。 いろんなアーティストがいる…
朝、階段に豆が散らばっていた。集合マンションの共用階段、ウチを除くとどこも老世帯のはずだが。いや、老世帯は豆まきしないというのは偏見か。 小学校の時には、鬼のお面を作ったり、教室で豆を配られたこともあったが、大きくなってからは豆まきをした覚…
「木で鼻をくくる」とは冷淡でそっけない態度のことだと、表現としては理解しているが自分では使ったことがない。 「石橋を叩いて渡る」といえば、それをしているさまがいかにも滑稽なほどに慎重だと伝わってくる。しかし「木で鼻をくくる」と言われても、ど…