u1row's blog

作曲、演奏、読書、アプリ制作・・・、生きた証を日々更新

『性格はどのようにして決まるのか/土屋廣幸』読了

専門用語の応酬に眠気を催しながらどうにか読み切った。章ごとのまとめページがなければ、とっくに諦めていた。
遺伝子の発現が環境の影響で変動する仕組みをエピジェネティックスと呼ぶらしい。エピジェネティックスは次世代にも伝えられるというから、遺伝というのは単なる遺伝子の組み合わせにとどまらないということらしい。
人の性格を形作るのは、遺伝子、生まれる前の環境、生まれ育った環境の相互作用、という理解でいいのかな?
性格の遺伝性は50%と言われる一方で、エピジェネティックスやその他の影響による「DNA修飾」の違いを根拠に、一卵性双生児でも遺伝子は同じでないと説くネオジェノミックスという考えもあるそうだ。
結局のところ、人の性格は遺伝子だけで決まるものではないという結論だから、「ま、そりゃそうだろ」という感じがしないでもない。少し違ったアプローチでいろいろな話題に言及している最終章で著者の視野の広さがうかがえて興味深かった。

 

サム・クックを聴きながら帰る

帰りの電車で、Sam Cooke & the Soul Stirrersを聴いた。ハイライトは"Jesus Gave me water"
レコーディング当時、20歳だったか、いやまだ10代だったかもしれない。この力強くて繊細な声はどうやって作り上げたんだろう。強い喉で発した音を、口の動きで円やかに加工して吐き出している感じ。声から口の動きが目に浮かぶほどきれいな発音もすばらしい。

ついでに言うと、サム・クックの声は、個人的な思い出と結びついていて、この声を聴くとその頃に引き戻される。
良い思い出とも、悪い思い出とも言えない。ただこの声を聴きながらある決断をし、現在の自分はその延長線上にある。
時代も国も言葉も才能も、何ひとつ共有するもののない人間に何かを思い立たせる、そのくらいこの声には力があるということだろう。

宿命と希望

読みかけの本に書いてあった話。
「人の身長は80〜90%遺伝で決まる。しかし、身長を決める遺伝子は数千個以上ある」
おもしろい話だ。
「生まれたての赤ちゃんが何cmの大人になるかは8〜9割がた決まっている。しかし、両親とも低いからその子も低いとか、一族みんな背が高いからその子も高いといった単純なものではない」
話を広げると
「人にはあらかじめ定められた宿命のようなものがある。しかし、それは目に見える範囲で気づいたり、少し考えただけでわかるようなものではない」
とも言えるかもしれない。

そうすると、人が抱く「希望」には2種類あるのではないか。
1つは、あらかじめ定まっていない10〜20%に賭ける希望。
もう1つは、未来はあらかじめ定まっているとしても、考えてわかるものではない。
どうせわからないならば、明るい未来を信じようという希望。

ここまで考えて気がついた。後者の希望は「パスカルの賭け」そのものだ。
おもしろい繋がりだ。

チーズケーキとコーヒー

軽い頭痛で、昼にコーヒーを飲みに外に出た。コーヒーが頭痛に効くとは思わないけれど、息抜きにはなる。注文する時にレジ横のチーズケーキが目に入り、思わず一緒に買ってしまった。
チーズケーキとコーヒー。
普段は帰宅するまでできるだけ緊張を解かないように心がけているが、予定外の弛緩に至福感が増す。
おかげで頭痛は治った。
こういうのは、たまにだから効くんだよな、と明日もチーズケーキを求めてさまよい出しそうな気持ちに釘をさした。

『チャック・ベリー自伝』読了

先日、90歳で亡くなったロックンロールの元祖の自伝。正直なところ、それほど聴き込んだことはない。自分の好きなブルースやソウルの文脈から外れている感じがするからだろう。この自伝を読んで、なんでズレていいる感じがするのか、さらにズレてはいても同じマップに位置づけられている(根っこは同じ)ということが理解できた。
 
興味深かったエピソード。
デビュー直前、セントルイスでアイク・ターナーと人気を二分し、さらにアルバート・キングが知名度を上げて三つ巴状態だったといエピソード。
尊敬するマディウォーターズを通じて、チェスレコードでのレコーディングのきっかけをつかんだエピソード
決まったバンドを持たず、ほとんどリハなしでステージに出るというエピソード。
R.I.P.

ATCGのギターパート

今朝はATCG(曲名)のギターパートを撮ってみた。
本当は別の曲を撮りたかったけど、最近弾いていなかったのでほとんど忘れていた。時間を見つけて、撮りためていこう。来る構想実現に向けて少しずつ準備。

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某モチーフ

早朝iPhoneで収録。いつかちゃんとアレンジしたいと思っているモチーフ。以前、単純な8ビートに乗せてみたが、全くしっくりこなくてそれっきり。
無理にビートに合わせない方がいいのかな、ピアノの絡ませ方を先に考えようか・・・などと夢想するのが楽しい。

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